オタクはどこからオタクなのか?
「基準は人によるんじゃね?」
そう思ったそこのあなた、正解です。
ただこれでは二行でこの話題が終わってしまうため、当ブログのためにももう少し考えてみましょう。
アニメ、漫画、にはまったことのある人なら一度でも考えたことがあるんじゃないでしょうか。
「俺はオタクに該当するのか?」
そして2言目には絶対これが来ます。
「いや、俺はオタクじゃない。だって○○君や△△君の方がずっとグッズも買ってるし、詳しいし…」
上には上がいる。もっと分かりやすくハマってる奴もいるから自分は違うと。
で、○○君らに「お前ってオタクだよなー」って言うと大体渋る。
オタク(に傍から見える人間)は大体自分をオタクだとは認めません。
○○君らは「◇◇君の方が上だ」「自分は運動部だ」とか言い始めます。一体運動部だったら何なのでしょう。
そう、この話題は「俺よりもオタクな奴に会いに行く」という半ネバーエンディングストーリー展開になりがちです。
しかもオタクとして戦うのではなく、「オタク」という称号を渡せる相手をひたすら探すという、ひたすら消極的な旅でもあります。
「お前に負けた」といえる相手を探す、逆ストリートファイターです。
別に私は「どうせ皆オタクなんだから胸はれよ」と言いたい訳ではありません。
隠そうが堂々としようがどっちだっていいです。
ただ、
「オタクの線引きはどこからなのか」
これがはっきりしてない以上、このモヤモヤを抱えた人間は少なくないでしょう。
かくゆう私も漫画は好きだし、ハマっていたアニメもありました。
ただその時に決定的に分かったことがあります。
「キャラ萌えして楽しむ人間と、そうでない人間がいる」と。
私はどちらかというと世界観なり物語の流れを楽しむタイプでした。
圧倒的に後者です。
「好きなキャラを決めて楽しむ」という方法は友達がやっているのを見て、そんなのもあるのか、と思った次第です。
さてこの違い、二次元に詳しくないAさんが見たときどう思うでしょうか。
Answer「どっちも変わんねえよ」
キャラ萌えしようが世界観にハマろうが作品が好きであることには傍から見ても変わりません。
グッズを何個集めようが同じことです。
だから「自分はオタクじゃない!」と思っていても周りがオタク判定したらオタクになります。
よって結論は「周りの人の基準でオタク判定されたらオタク」となります。
つまり、「あれ、俺ってオタクなのか?」と思った時点でその人は大方オタクです。
ただ、オタクなんて「アニメとか漫画が好きな人」を名詞化しただけにすぎません。それ以上でも以下でもないです。
だから、自分の趣味がたまたまアニメとか漫画だった。
そう思ってやっていけば人目を気にしすぎることもなく楽しめるはずです。
以上! 次の記事でお会いしましょう。