いらすとやのシュール・面白い画像を見ろ
今からどんなに訳の分からない画像が出てきても絶対にツッコんではいけない。
当然上のイラストにもだ。
なぜならいらすとやは絵の需要が0.1%どころか0.001%の、宝くじレベルの需要にも答えようとしてくれているからである。(多分違うけど)
だから「いや、こんな絵どこで使うんだよwww」というようなツッコミは野暮だ。
いらすとやができてからフリーイラスト難民はかなり救われたのではないか。少なくともブロガーはかなり救われただろう。
いらすとやに膨大なストックがあるのも、みふねたかし大先生の奇想天外さのおかげである。
そんな彼の鬼才さが分かる画像を紹介しよう。
まずこの画像のタイトルをみんなも考えてほしい。
男は決してドリアンのクリーチャーをプレゼントしているわけではない。
中央の怪物はゆるキャラになれなかった悲しき生命体でもない。
ではこの絵はいったい何を示しているのか?
タイトルのヒントとしては男がなぜ満面の笑みでいるのか、がポイントである。
サイコパスだから、というのは間違ってないと思うが、じゃあサイコがパスったときに生まれる相手側の感情はなにか、というのが大ヒントである。彼女は引いている。つまり…?
女の気持ちを考えればもう分かったであろう。
答え(画像タイトル)は「ありがた迷惑」。
…たぶん誰にも分からない。
次の画像。割と有名、実家のような安心感を覚える人もいるだろう。
でも「スーパー日本人」というタイトルを知らない人は多いのではないか。私も今初めて知ったが、髪や体格からしてスーパーサイヤ人から取ったのか…?
頭に電極をさしバッキバキの肉体改造をしたサラリーマン、これがみふねたかし氏の考えるスーパーな日本人なのである。
ごめん、訳が分からない。
後ろに花火もとんでいるし横に子どももいるし、ドラゴンボール+サラリーマン+サッカー+子ども+花火+etc…という、そこらのコラージュアートでは到達できないような高みにいらすとやは達しているのだ。
一応元ネタとしては大阪大学のプロジェクトがあるみたいなのだが、「これが大阪大学の目指したプロジェクト…?」とさらに宇宙猫になることうけあいである。
こちらは闇イラストとして有名かもしれない。
「AIに支配される人たちのイラスト」というタイトルで、解説には「人工知能に首輪をつけられてペットのように飼いならされている幸せな人類のイラストです。」とある。
…うん、次に行こう。
マヨラー(男性)のイラスト。
器にマヨネーズを盛りすぎて気持ち悪いのだが、今までのと比較するとかなりましな画像に見える。まだ0.1%くらいの需要もありそうだ。
2008年に超ハイパーインフレが起こり、貨幣経済が機能しなくなったジンバブエの、100兆円ジンバブエドルのイラストだ。
皆、どうして100兆円ジンバブエドルのフリーイラストなんていらないと言えるのだろうか。社会派・国際ニュースがメインのブロガーで使っている人もいるだろう。
いるだろう…いるだろう…?…いるか?
結構前に話題になったニュースだと思うが、少し昔のニュースも時事ネタとしてあるのかと個人的に思った一作。
令和ポーズをとる女性のイラスト、らしい。
いやまず令和ポーズって何???
いらすとやの女性に「さも当たり前です」みたいな顔してしらないポーズをとられると、妙に腹立たしいのはなぜだろうか。笑顔は皆に感染するわけではなく、フラストレーションを助長させることもあると賢い皆は知っておこう。
逆ピースで「令」を表しているらしく、どうやらJKがプリクラとかで取ってたポーズみたいだ。
だったらもっとJKっぽい格好してくれと思う。
パンダから波動が出てる…えっ、何…⁉
初見でかなり?となったが、よく見ると男の手にはスマホらしきものが。
つまりこれは狂った男の幻覚を描いたイラストではなく、ポケモンGOみたいなリアル×バーチャルのゲームのイラストである。
ただのパンダがめちゃめちゃ強そうに見えるのでエフェクトの力ははかり知れない。
いらすとやの奥深さが少しは伝わっただろうか。
ここで紹介した訳の分からないイラストは氷山の一角であり、実際調べてみるともっとカオスだ。
絶対に需要がなさそうな部分にも供給しているからこそ、需要の200%に供給しているからこそ、いらすとやはみんな1回はお世話になったことがあろうサイトになっているのだ。
ブログ外でもプレゼンや資料作りに役立つシーンは数知れない。
色々書いたが、例え更新はしなくとも、みふねたかし先生にはいらすとやを継続してほしい所存である。