ネクロコのブログ

改名した旧ユイリカのブログ。漫画の紹介したりお題やったり。悩み相談受け付けてます

断捨リズム

f:id:yuirika:20210418124340j:plain

お題「断捨離」

私は片付けをあまりしない。
しかし、断捨離に興味があるかといったらまぁ、そんなにない。

片付け偏差値5の人間にも一応説明すると、断捨離とは「見て心がときめかないものは全て捨ててしまおう」というお片付けライフハックだ。…多分。
あまり適当なことを言うと怒られるかもしれないのでやめておこう。とにかくモノを片付ける以前の、「いる/いらない」分別の、「いらない、捨てる」選択肢に重きをおく片付け方法である。
少なくとも出版界隈ではずっと流行っているテーマだと思う。
断捨離ブームからミニマリストみたいな「持たざるものの暮らし」がもてはやされるようにもなったと感じる。


家具や食器も最小限、洋服はシンプルなもののみ、本も電子以外はあまり買わない。モノがないので生活スペースは広い。


こざっぱりした、というかあまり生活感のない生き方をするのが今のトレンドみたいだ。

いや、憧れるか…?
(個人の意見です)

きっと断捨離を意識して生きてる人は、最終的にミニマリストみたいな暮らしぶりになるのだろう。
モデルルームみたいな空間が最終目的地になるのだろうか。

しかし、何個か気になる点はある。
部屋を見た際、ぐちゃぐちゃな私の部屋よりは憧れる人が絶対多いだろう。


ただ、たまに「どうしてもモノを捨てたい」という強迫観念に迫られている人も見かけるのだ。

そもそも引き出物しかり、現代社会に生きていればモノをもらったり、欲しくなくてもゲットしてしまうモノはけっこうあるだろう。

というより、まだまだモノで溢れかえっている世の中で「必要最低限なモノだけ揃えて生きる」のは普通の精神力だとなかなかできない。

「捨てたい」という思いが常にないとモデルルームみたいな暮らしを維持するには難しいだろう。

しかし捨て欲が強すぎる人を見ると、健全なのかは疑問を抱く。

当人が捨てたがっているモノが、他の人にとってはかなり大事な要素だということもあるのではないか。

手紙や卒アルなんかはその一例である。(ここまでするのは一部だとは思うが)

写真を捨てることに何のためらいもなく、心がときめくモノでもないという人だっているかもしれないが、どこか冷たい印象は拭いきれない。

そもそも大量生産大量消費の時代の後に、持たざる暮らしがトレンドになるのもどちらも極端だなと思う。

私としてはちゃんと部屋は片付けつつ、大事なものは残しつつ生活したい所存である。