ネクロコのブログ

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映画「あなたと彩る新生活 その2」

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お題「#新生活が捗る逸品」

前座が長くて申し訳なかったが、やっと本題に入る。
生活基盤は整ってはいるが、何か新生活物足りない勢にはおすすめか。

個人的には「ミニサイズの家庭菜園」なんかはいいのではないかと思う。

「は?」「家庭菜園とかしゃらくさい」そんな声が聞こえる気がする。実際私も少し前までは「しゃらくせー」派であった。まぁとりあえず私の話を聞いて欲しい。

多分、新生活始めたばかりの自分の部屋は、かなり殺風景なのではないだろうか。好きな物も自分の周りにはあまりなく、最低限必要な物だけがそろった状態。

いくらミニマリストが流行っているとしても、(少なくともこのお題スロットにつられるような人は)、すっきりした部屋にどことなく寂しさも覚えるような人なのではないだろうか。

そこで「ミニサイズの家庭菜園」である。

…ちょっと導入が雑かもしれないが別にいい。

きっと寂しさの原因は、「1人でいる」「ゆえに空間が広く感じる」という2つの要素が強いのではないか。

周りに誰もいないことを、ふと意識してしまうと誰だって多少寂しく感じるだろう。物もなく人もいない、悲しさ故に新居が実際以上に広く感じることもあるかもしれない。

多分こんな時に役立つのは「自分と一緒に生きてることが分かる存在」である。
もっと言えば「自分なしでは生きていけない存在」である。

別に私が急遽メンヘラかまってちゃんになった訳ではなく、何となく生活に物足りなさを感じている人は考えてみてほしい。

一人暮らしで一人でいることを選んだとしても、どことなく寂しさがあるならば「自分が1人ではない、日々一緒にいると感じられる存在」が必要なのだろう。
では家庭菜園はどうか。

植物は自分が水をやらなければ育たない。植物はあなたを必要としているのだ。

「家に帰っても自分を必要としている存在」がいることは、不慣れな新生活の心の支えになるのではないか。
だから共依存の相手(人間は要熟考)を探すことは生活を送るにあたって実は大切なことだと思う。

植物は育ててるうちに、自然のもつ癒やしの効果を意外と感じられるためその点もおすすめである。一度騙されたと思ってヒーリングを実感してみてほしい。
別にわざわざ花屋に行かなくても、今は雑貨屋で木イチゴやらペーパーミントやらバジルやら、ちょっと料理にも役立ちそうな家庭菜園キットが沢山売っている。場所をとらない物もかなり多い。

植物に明るくない人間からすると、愛でて終わるのはあまり興味が…となっても、食べられるのはお得感が感じられるのではないだろうか。私は今バジルを育てているのだが、けっこう楽しい。

正直必要とされる割には時間のかかる趣味でもないし、「依存」の点で見たらどう考えてもメンヘラと付き合うより上位互換に植物はいる。

別に依存どうこうを全部無視しても、植物を育てるのは面白いので新生活の彩りに考えてみてほしい。