「吸血鬼すぐ死ぬ」おすすめエピソードベスト3!
「吸血鬼すぐ死ぬ」というすごいタイトルセンスの漫画が10月からアニメになる。
制作がマッドハウスなので、けっこうクオリティーの高いものになるのでは?と楽しみだ。
アニメに先駆け、今回は漫画の個人的オススメエピソードベスト3を紹介しよう。
~吸血鬼すぐ死ぬとは?~
チャンピオンで連載しているギャグマンガである。
舞台は人間と吸血鬼が共存する世界。
悪い吸血鬼を退治するハンターや吸血鬼対策課(警察)と吸血鬼とのバトルストーリー…に見せかけて、
皆でアホなことやってドタバタしている様子を書いた話だ。
ギャグの傾向としては下ネタが多い。
Y談おじさんしかり野球拳大好きしかり、(驚くことにキャラの名前である)とにかく変態吸血鬼がたくさん出てくる話だ。
作者が独自の世界観を作りつつも、アンジャッシュみたいなすれ違いネタだったり様々な変態に振り回される話だったり、あの手この手で色んなギャグが出てくるのだ。
「愛すべきバカ」みたいなキャラクターが多い。あと単純にキャラクターが多い。
ではベスト3に行こう。
3位: 34死「ラブコールオブサンズ」(3巻)
第2のメインヒロイン?であるサンズちゃんの初めての活躍回。
ビビッドなピンク髪、星形のしいたけ目、ギザ歯と刺さる人には刺さるキャラかも。かなりのアホ。
数少ない恋愛キャラで、それゆえに「恋愛におけるアンジャッシュ」みたいなネタをこの話で一身に背負っている。
彼女は主人公のロナルド君が大好きなのだが、とにかく空回ってばかり。作者の「ラブコメにはしない」という意識がなんとなくうかがえる。
サンズちゃん、いい大人ならもう少し落ち着いた方が…。
個人的に「後輩ができて優しく、大人っぽく振る舞う一面が見えたら皆惚れるんじゃないか」と思わせるキャラ第一位。
第2位:第38死「市民野球ケーン」(4巻)
「野球拳大好き」という名の、出オチみたいなレギュラーキャラ初登場の回。
ピッコロみたいなハゲの容姿にグーチョキパーの和服を着ている…という、ジャンプではレギュラーにならないであろう見た目をしている。(ほめ言葉だ)
名前の通り野球拳大好きで、結界+催眠術を使って「自分の近くの人と強制的に野球拳を始める」という能力を持っている。
ここまで書いててなんだが、もし野球拳を知らない人がいたらググって確認して欲しい。
これをキャラの能力にしているのだから作者はB級なセンスが好きなのだと思う。
彼もアホなキャラだが、楽観的というかサッパリした明るさがあるキャラなので見ていて楽しい。「どんな時代でも楽しく生きていけそうなキャラ」個人的第一位。
第一位: 28死「Y談タダンダンダンダダーン」(3巻)
ツイッターのパロディ漫画で知ってる人も多いかもしれない、Y談おじさんの初登場回だ。今ならツイッターで無料で見れる。
なんだかんだでこの話は一番「吸血鬼すぐ死ぬ」がどんな漫画なのか伝えるに最適なのではないかと思う。
色んなやつが出てきて、基本とにかく変態に振り回される話なのだ。
彼の「恐るべき催眠術」とはなんなのか、ぜひ自分で確かめてほしい。
多分小学生でもこんな設定思いつかない。
個人的に「どういう人生(吸血鬼生?)だったのかが見えないキャラ」第一位。普通のバトル漫画だったら絶対強いぞ!
なんだかエピソードといいつつキャラ紹介になったが、いかがだっただろうか。
ギャグの密度が濃く、作者がお笑い好きなことが読んでいて分かるので「何か笑える漫画が読みたいな」という人にはおすすめの作品だ。
電車で読むのはおすすめしないかも。
今回はアニメ化されそうな話をメインに持ってきたが、次の記事では最近のおすすめ回や他のキャラ紹介なんかもしてみたいと思う。
ではまた次回、お会いしよう!